アマリちゃん

アマリ ZZZZZ・・・ムニャムニャ。
 「・・・ムシャ、ムシャ、ムシャ」
 え?ミルクの時間?いっけなーい寝過ごした!ちょっと私の分まで食べないで。
 1日2回の粉ミルクの時間には、大きなお皿(ミルクカップ)に入った粉ミルクを牧場のお姉さんがくれるんだけど、兄妹が13人もいると、その時には上に下にの大騒ぎ。体のちっちゃな私は、ちょっとのすき間を見つけて割り込んだり、時にはダイビングすることもあるんだ。
 私達は、1kgちょっとで生まれて、約1ヶ月で4〜5倍の体重になるの。だから当然お母さんのオッパイだけじゃ足りないから、お姉さんのくれる粉ミルクをたくさん食べないと大きくなれない。でも、お腹がふくれると今度は眠くなって、今日みたいに寝過ごしちゃうこともあるんだ。

目次ぶた図書館連載小説
第1話第2話|第3話|