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さよならピンク・ピッグ著者 C・アドラー訳者 足沢良子 出版社 金の星社 価格 1500円税込 |
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ピンク・ピッグは、10歳の少女アマンダの手の中にすっぽりと入ってしまう大きさの、紅水晶のミニチュアぶたである。 ピンク・ピッグは、アマンダが耐えられないほど寂しい、ひとりぼっちの時にはいつも味方になってくれるやさしい友達で、「ちいさな国」(アマンダの純粋な心の象徴)に連れていってくれる。 ところが、現実のさまざまなできごとがアマンダの精神世界をおびやかし、ピンク・ピッグや「ちいさな国」を危機的な状態に追い込んでしまう。しかし、最終的には数々の困難を切り抜けて、アマンダは成長し、ついにはピンク・ピッグを母親にプレゼントし、自分にはもう必要が無くなったことを自覚して物語は終わる。 作者は、現在のアメリカ社会がかかえるさまざまの問題をこの作品で深く描きだしている。たとえば、子供のことを考えるあまり、要求がきびしすぎて、子供の心をわかろうとしない母親など、日本社会にも共通する問題であろう。 この作品は、実際には10代向けにかかれた本だが、親としてほんとうに考えて欲しいことが的確にとらえられていて、ぜひ大人の人にも読んで欲しい一冊である。 | |
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