ラージブラック

●起源 英国最古の品種の一つで、原産はイングランド東南部のコーンウォール、南西部などで在来の品種を合成して19世紀中期に作出され、以来100年余に渡って純粋繁殖が続けられてきた。

ラージブラック●特徴 被毛は黒く黒色を呈し、頭は長さ中等で、耳は大きく垂れ、目を覆っている。頬、顎は軽く、胴伸びと肋張りが良い。後躯は長く腿の発達も良い。体格は大型で体重は平均雄380kg、雌300kgで雄の中には500kgを越えるものもある。
 体質は強健で粗食に耐え、放牧に適している。性格はおとなしく、繁殖力、哺育能力に優れ、産子数は平均10.3頭である。
 屠体は長く、肉は精肉・加工いずれにも適しているが、厚脂になりやすい。ヨーロッパ各国、北米、南米、オーストリアに輸出されているが、特にドイツではコーンウォールの名でかなり飼われていた。

●エピソード 我が国には、昭和38年頃、若干数が輸入されたが、一般には普及しなかった。
 この写真の豚は1990年の夏、ロンドン郊外にあるウインポール財団の農場で撮影したものである。原産地のイギリスでも希少品種に指定され、国民の浄財で運営されている農場で保存されるだけになっている。


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