栄昌猪

栄昌豚起源 原産地は、四川省栄昌、隆昌の二県とされている。しかし、起源をさかのぼれば、約300年前、明朝の末期から清朝の初期に、湖南の移民とともに白い豚が四川に持ち込まれたという記録がある。この地域は気候が温暖で、湿度も高く、四川省の主要な水稲の産地で、コウリャン、サツマイモ、豆類も多く生産される。これらの副産物や緑餌を飼料に養豚が発達したのである。

栄昌豚●特徴 被毛は純白であるが、両眼付近に黒毛があるものが約半分、また尾根部に黒斑があるものもいる。体質は締まりがなく、両耳は垂れ、鼻はしゃくれ気味であり、横にしわがある。
 肥育豚は8ヶ月令で80〜90kgになる。肉質の特徴としては、サシが入ることである。これは脂肪が多く、皮が厚いことと関係があるのかもしれない。屠畜し、測定したところ、背脂肪は3.5〜4.2cm、皮は0.46〜0.59cmあったという報告もある。肉と脂肪以外にも栄昌猪は、その白く光る被毛(たてがみ部分)の価値が高い。一般的には11〜15cmあり、最も長いものだと20cm以上ある。


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