ブタの起源

イノシシは豚になれるか?

 豚になりたいイノシシがいたとしても、そう簡単になれるものではありません。外見的に豚に近づく、または豚に近い存在になることは可能かもしれません。では、イノシシが豚に近づくための方法を考えてみましょう。

方法1 長い間、人に飼ってもらう

 豚の鼻はイノシシのものより短い、というのは豚とイノシシの違いの1つです。ところが、10年近く飼育したイノシシで野生のものと比べて短くなる傾向が認められたそうです。つまり、長いこと飼ってもらえば顔の形が少し豚に近づくかもしれません。

方法2 東南アジアへ行く

 東南アジアには見た目にはイノシシと対して変わらない豚がいます。しかも、その子供は縞模様のあるウリボーであったりします。日本ではイノシシが豚の群に紛れても、周りが改良の進んだ豚たちなのですぐに見つかってしまうでしょう。でも、東南アジアなら場合によっては見つからないかもしれないし、もし見つかっても豚と共に飼ってくれるでしょう。つまり、豚扱いしてくれるかも。

方法3 イノブタの親になる

 肉を取るために交配して作られるイノブタの親、タネ(種)豚ならぬタネ(種)イノシシか、または母豚ならぬ母イノシシになればほとんど家畜の豚と同じ扱いをしてもらえる。つまり、存在的にはほとんど豚。

他に方法があれば、ご意見お寄せ下さい。

 さて、結局は外見的に豚に近づくには人に改良されなければならないようです。これには長い時間がかかります。外見はともかく,豚に近い存在になるには人に飼われることさえできればたいして時間はかかりません。ただし、この場合イノシシであるか、豚であるかは人によって決められてしまいます。例えば観光目的でイノシシとしての存在が求められているところでは,鼻が短くなっても、白いイノシシが生まれても、あくまでイノシシとして扱われるでしょう。イノシシが豚になれるかどうかは人の判断にゆだねられているようです。


目次総合大学ぶたの起源

Copyright(C)2000株式会社埼玉種畜牧場
Maintained by "Pig Museum Steering Committee"