大花白豚

●起源 大花白豚は、中国広東省、珠江デルタ地域の南海、順徳などの県で飼養されている。

大花白豚●特徴 体型は中型で、毛色は白黒のまだら。特に、頭と臀部に大きな黒斑(これを花と称している)を有する。四肢、尾、鼻端は白色である。頭は中等、額は広く、しわがある。耳はやや大きく、前傾している。背から腰はやや凹み、腹も下垂している。四肢は短くて太い。尻はやや下っている。また、蹄は「外臥系」といい、大きく開いている。
 雄豚は40日前後で交尾行動を始め、3〜4ヶ月令で交配に用いることができる。雌豚は3ヶ月令前後で最初の発情をする。産子数は12〜13頭で生時体重は約800gである。
 大花白豚は幼少より脂肪の蓄積を始める特性があることから、体重6〜9kgの哺乳子豚あるいは30〜40kgの子豚を屠殺して丸焼きに使う。この子豚の丸焼きの皮は歯切れが良く、肉は香ばしく柔らかで美味である。

大花白豚●エピソード 大花白豚は、古くから飼育されている品種である。漢の時代に貿易船でお茶や香辛料とともにイギリスへ渡り、近代的な品種改良の基礎になった。今は、純粋種の頭数も激減している。しかし、近代的な豚の祖先としての価値は高く評価されるべきであろう。


目次総合大学豚の品種