【ギフト】

【2021年度版 完全マニュアル】お中元を贈る前に絶対知りたい!相手も自分も幸せになれるハッピーマナー♪

毎年のお中元。正しいマナーをご存じですか?

マナーは「行儀」「作法」「礼儀作法」のことですが、
贈り物をする場合のマナーは、
「相手に気持ちよく受け取ってもらえる」「喜んでもらえる」
ということが一番大切だと思います。

そのためにはどうしたらいいの?

大丈夫です。
あまり難しく考えないで、まずは相手を思い浮かべながら、
贈り物選びを楽しみましょう。

これから初めてお中元を贈ろうとしている人も、
今更聞けない正しいマナーを知りたい人も、
「知ってよかった!」と思える、相手も自分もハッピーになれるお中元マナーを伝授いたします!

 

 

目次

1 そもそも、お中元って?

お中元

社会人になったことを機に、親戚や仕事でお付き合いのある方に贈ることがでてくる「お中元」。
何のためにするの?どうして夏に贈るの?「お歳暮」とは何がちがうの?
…まずはそんな疑問を解消してください。

1-1 お中元とは

お中元は、日頃お世話になっている方に、1年の上半期の感謝を込めて贈る、夏のご挨拶です。
一般的には仕事でおつきあいのある方や、会社の上司など、目上の方に贈ります。
ほかにも恩師や両親、友人に贈ることもあります。

1-1-1 お中元は毎年続けるのが基本

お中元は同じ相手の方に、毎年贈ることが基本になります。
もし特別お世話になった相手に今年だけ贈りたいという場合は、
「御中元」ではなく、「御礼」として贈りましょう。
お中元を贈る際に最も大切なのは、相手への感謝の気持ちです。

1-1-2 お中元の由来

お中元はもともとは中国の道教の風習「中元」が起源です。
陰暦7月15日を「中元」と呼び、祖先の霊を供養する日となっていました。
それが日本では仏教の先祖供養の風習と混ざり、江戸時代にはお盆のころに親戚や知人の間で
日頃の感謝の気持ちを伝える贈り物をするという風習が生まれ、
そこから変化して現在の「お中元」になったといわれています。

1-2 お中元とお歳暮の違い

1年の上半期の感謝を込める「お中元」に対して、
「お歳暮」はお世話になっている方に、1年間の感謝を込めて贈る、冬のご挨拶です。
そのため一般的に、お中元よりもお歳暮のほうが贈り物の相場が高くなります。

基本的には同じ相手に対して1年に2回、「お中元」「お歳暮」の両方を贈るのが一般的ですが、
必ず両方贈らなくてはいけないということはありません。
近年では、相手との付き合い方や、予算の都合等で、1年に1回「お歳暮」だけを贈る人もいるようです。
大切なのは、感謝の気持ちを伝えることです。

1-3 いまどきのお中元事情

お中元は本来、持参して相手に手渡すのがマナーでした。
でも現在は、地理的な問題やお互いの時間の都合などから、配送でのお届け物が一般的です。
デパートなどへ出掛けて購入するだけではなく、カタログ冊子やインターネットからの通販利用も年々増えています。

また、特に若い人たちの間では、お中元そのものを贈らないという人が増えています。
ただ、上司など仕事の付き合いの人には贈らなくても、両親に送るという人は増えているようです。

1-4 お中元を贈るかどうかの判断

この人には贈るべき?贈らないほうがいい?…判断に迷うことがありませんか。
お中元を贈る判断は、お付き合いの程度や相手の方の性格等々、それぞれの状況により
ケースバイケースの問題だと思いますので、一概に正解は出せませんが、判断材料としてご参考まで。

1-4-1 お中元は必要?

お中元は日本の風習のひとつですが、近年はお中元やお歳暮を贈るのは約3割の人のようです。
特に若い世代になると贈る習慣が無いという人が多く、また会社で贈り物が禁止されていることもあるようです。

冒頭でも書きましたが、お中元は「お世話になっている人に感謝の気持ちを伝える」ものです。
習慣や建前ではなく、感謝を伝えたい相手に贈るようにしましょう。

1-4-2 お中元を贈っている人の理由

●「元気にしていることを知らせる意味で送っている。」
●「お歳暮と合わせて数少ないコミュニケーションの機会。年をとってくると大事にしたい慣習。」
●「面倒くさいと思うこともあるが、人と人をつなぐ良いきっかけになると思う。無理しない程度に続けていきたい。」
●「付き合いを続けていくのは必要なことだと思う。何も用がないと連絡を取りづらいが、お中元の時期に電話をかけたりして、会話も生まれる。」
●「たまにしか会えない大切な方に、感謝の気持ちと忘れていないですよという気持ちを届けたいから。」
●「社会人として、周りの人、特に目上の人に好意を持たれる様に行動する事は、社会全体の調和と利益になると思う。」
●「日頃の感謝を物に込めて贈るという貴重な機会を大事にしたいし、日本の昔からの伝統文化なので、ぜひ今後も存続してほしい」

1-4-3 お中元で贈り物をしないことにした場合の別の対応

●旅行へ行ったときにお土産を買ってくる。
●地元の野菜や果物を旬の時期に贈る。
●年賀状、暑中見舞い、残暑見舞いなどの挨拶状を送る。
●父の日、母の日、誕生日などでプレゼントを贈る。(家族の場合)

▼マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20160709-a030/
▼「暮らしニスタ」主婦の友社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001440.000002372.html
▼発言小町
https://komachi.yomiuri.co.jp/topics/id/357469/

1-4-4 両親、義両親には贈るべき?

お中元はお世話になっている方に贈るものです。
そのため両親にも贈るのがマナーと言われることもあります。
両親に贈るかどうかは人それぞれですが、
近年では実際、お中元の贈り先の上位に両親がランクインしています。

ですが結婚して最初のお中元では、自分の両親や義理の両親へ贈るべきかどうか悩むかもしれません。
もし悩んだら、直接相談してみましょう。ほかの兄弟に相談してみるのもよいと思います。
儀礼を重んじて贈るのが当然と考える家や、普段からのコミュニケーションで十分と考える家など、
考え方は家によって違うので、あらかじめ確認しておくのが良いと思います。

1-4-5 同居している両親に対しては?

両親といっても、同居の場合は贈らなくてもいいのでしょうか。
一般的には、同居している家族や親族にはお中元、お歳暮を贈りません。
これも人それぞれですが、同居の場合は「贈らない」場合のほうが多いようです。

身内どうしのお中元やお歳暮は、基本的に「世帯」でのやりとりになるので、
同居していても別世帯なら贈ってもおかしくはありません。

一緒に暮らしているからこその、日頃のやりとり、助け合い、御礼などのコミュニケーションがあるなら、
あらためてのお中元やお歳暮はしなくても十分なのではないでしょうか。
ただし、もし何も贈らないことが気になるようでしたら、別の何かの機会にちょっとしたプレゼントを贈ったり、
旅行や出掛けたときにお土産を渡す、といったことを時折してみてはいかがでしょうか。

 

 

2 お中元はいつ贈ればいいの?

お中元はいつ贈ればいいの?

6月頃から巷で目にするようになる「お中元」の文字。
実際に相手にお渡しするのは、いつが正解なのでしょうか。
もし時期が過ぎてしまっていたら、どうしたらいいのでしょうか。

2-1 お中元の時期

お中元を贈る時期は、日本全国、地方や地域によって時期が異なります。
相手の方が住んでいる地域に合わせて贈るようにしましょう。感謝の気持ちがより伝わるマナーです。

2-1-1 地域別 お中元の期間

●北海道……7月15日~8月15日
●東北や関東……7月初旬~7月15日
●北陸……7月初旬~7月15日の地域(都心部中心)、7月15日~8月15日の地域、に分かれる
●東海、関西、中国、四国……7月中旬~8月15日
●九州……8月1日~8月15日
●沖縄……旧暦7月13日~7月15日までの3日間 (現在の暦で8月中旬~9月初旬頃にあたる)
上記が一般的なお中元の時期です。

2-1-2 お中元を贈る時期に迷ったときは

いつ贈ればよいのか迷った場合は相手に確認するのが一番確実ですが、
直接相手に伺うのが難しい場合は、7月15日頃に届くように贈るのが無難です。
なお近年、お中元の時期は年々早まってきている傾向にあり、
関東では6月20日頃から贈りはじめる方もいるようです。

2-2 時期を過ぎてしまった場合(暑中御見舞、残暑御見舞)

もし贈る時期が過ぎてしまったら、「暑中御見舞」や「残暑御見舞」として贈りましょう。

お中元は本来「上半期の感謝の気持ちを相手に伝える」意味があるのに対し、
暑中御見舞や残暑御見舞には「暑い時期に相手の健康を気遣う」という意味があります。
「お中元」と「暑中御見舞」を両方贈る必要はありません。どちらかを贈れば十分です。

2-2-1 暑中御見舞の時期

暑中御見舞の時期は、梅雨明け~8月7日頃(立秋)です。
お中元を贈る時期は地域によって異なりますが、暑中御見舞は特に地域差がありません。

ただし梅雨明けは年によって異なるため、はっきりとした日付の決まりがありません。
梅雨明けを待ってから商品を用意すると届くのが遅くなるので、だいたい7月下旬~8月7日頃に贈るのが良いです。
暑中御見舞は、暑い時期に相手の健康状態を伺うものなので、暑さが一番厳しい時期に贈るのが正しいといえます。

2-2-2 残暑御見舞の時期

残暑御見舞の時期は、8月7日頃(立秋)~8月31日です。

「立秋」は二十四節気のひとつで、1年のうちで最も夏の暑さがピークを迎える日とされています。
そのため、立秋以降を「残暑」と言います。立秋の日付は年によって変化しますが、基本的には8月7日であることが多いです。

2-3 いつ品物を買うのがおすすめ?

デパートやインターネットでは、6月に入るとお中元商戦が始まります。
中には「早割」といって割引きの価格で購入できたり、ポイントがお得だったりすることもあるので、
贈ることを決めているなら早めの注文がお得です。
お届け日を指定できるようであれば、7月以降などの希望日に配送予約することもできるので、
早過ぎるお届けになる心配もありません。

特に関東圏はお中元を贈る時期が比較的短いため、配送が集中する場合がありますので、
早めの時期に予約や注文をしておくことをおすすめします。

 

 

3 お中元の金額はどのくらいが妥当?

お中元の予算はどのくらい?

お中元には、どのくらいの価格の品物を贈ればいいのでしょうか。
両親に贈る場合と、他の親戚に贈る場合、職場の上司に贈る場合で予算は違うのでしょうか。

3-1 お中元の予算の相場

目安はだいたい3,000円~5,000円が一般的です。
特別にお世話になった人には8,000円~10,000円以上のギフトを贈ることもあります。

贈る側の年齢や、相手の方にどのくらいお世話になったかにもよるので、決まった金額があるわけではありません。
あくまでも目安として、予算の参考にしてください。
お中元は毎年贈り続けるものなので、特に理由なく金額が大きく変わったり、
前年より予算の低いものを贈ったりするのは失礼となってしまいます。
毎年続けられる、無理のない範囲を予算にするのがおすすめです。

また本来、お中元はお世話になっている方への感謝の気持ちを伝えるものです。
相手の方に、御礼やお返しの気遣いをさせてしまうほど高価なものを贈る必要はありません。
かえって相手に迷惑となってしまう場合もあります。
相場を参考にしつつ、相手の負担にならないような金額のものを贈ることが大切です。

3-2 贈る相手ごとの予算

もう少し具体的に予算感を知りたい!という方のために。

●親戚(親、義親、兄弟など):
一般的な相場と同じ、3.000円~5,000円が目安です。
好みが分かっている場合が多いと思いますので、価格よりも、好みに合わせる品物を選ぶのが良いです。

●友人、知人、ご近所:
3,000円程度が目安です。
相手への負担がかからないように抑えめでの価格で、相手の好みに合わせると良いです。

●結婚の仲人:
5,000円程度が目安です。
お中元はずっと贈り続けるものですが、仲人には3年間贈るのが一般的です。

●目上の方、職場の上司:
5,000円程度がおすすめです。
高額すぎると相手に気を使わせてしまうこともあります。
相手との関係性にもよりますが、1万円は超えないほうが良いです。

●習い事の先生:
3,000円~5,000円程度が目安です。
月謝等のお支払い以外に御礼を表すものが必要ないとされる教室では、お中元の習慣がない場合があります。
お中元のしきたりや習慣がある場合もありますので、確認しておくことがおすすめです。

●取引先:
基本的には5,000円程度が目安です。
お得意先様や、特にお世話になっている場合は5,000円~10,000円程度を目安にします。
複数の取引先へ、挨拶周りとして持参する場合は、1,000円~1,500円が目安です。

 

 

4 お中元の熨斗って必要?

お中元の熨斗は必要?

「御中元」と書かれた熨斗。これは絶対に付けないとダメなの?

4-1 お中元の熨斗の基本

お中元に、熨斗は欠かせません。品物を購入したときは「御中元」の熨斗の指定を忘れないようにしましょう。
「御中元の熨斗を付けてください」とお店に依頼すればOKです。

でもせっかくなので、ここで少し熨斗の基本をご紹介します。
日本の風習ですので、知っていて損はありません。

4-1-1 熨斗について

熨斗(のし)は、正しくは「熨斗紙(のしがみ)」「掛紙(かけがみ)」といいます。
さらに正確には、紙面に水引のほかに「アワビ」と呼ばれる飾りがついているものを「熨斗紙」。
「アワビ」が無いものが「掛紙」です。
熨斗には水引の結び方や色の違いなどにより様々な種類があるので、
目的に合わせて正しい熨斗を選ぶように気を付けましょう。
一般的な御祝い事など、何度も繰り返したい贈り物の場合は「蝶結び」の水引が描かれた熨斗を使用します。
お中元の場合も、「蝶結び」の熨斗を使用します。
本来のマナーでは、贈り物が生ものの場合は熨斗を付けませんが、
最近では商品の種類に関係なく熨斗をつける人が多いようです。

4-1-2 お中元の熨斗

お中元の熨斗は、紅白5本蝶結びの水引が付いた熨斗です。
上段に「御中元」。名前を入れる場合は、下段に名前(個人は姓のみが一般的)を入れます。

4-1-3 暑中御見舞、残暑御見舞の熨斗

お中元同様、紅白5本蝶結びの水引が付いた熨斗です。
上段に「暑中御見舞」「残暑御見舞」。下段に名前。

※なお、暑中御見舞や残暑御見舞を贈る場合、贈る相手が目上の方であれば、
「暑中御見舞」「残暑御見舞」ではなく、「暑中伺い」「残暑伺い」と書きます。
「〇〇御見舞」では失礼だからです。

4-2 熨斗に名前を入れる場合

いざ、初めて熨斗に名前を書く…という場面になったら手が止まってしまいそうですよね。
基本を知ってしまえば心配はありません。あとは心を込めて丁寧に書くだけです。

■筆記具:
熨斗に入れる名前を自分で書く場合、本来は毛筆で墨書きが正しいですが、
現在は筆ペン、フエルトペン、サインペンがよく利用されています。
ボールペン、鉛筆、黒色以外のペンは避けましょう。

■書く位置:
熨斗の水引を境目として、上段中央に「御中元」、下段中央に「贈り主の名前」を縦書きで入れます。
名前は、表書き「御中元」の文字よりも少し小さめに書きます。

■贈り主(1人)の名前を入れる:
一般的にはフルネームで名前を書きます。目下の人に贈る場合は、姓だけでも構いません。

■連名で名前を入れる:
贈り主の名前を縦書きで、横に並べて書きます。右から順に、目上の人の名前を書くようにしましょう。
3名以上の複数名の場合、見栄えが悪くなるので代表者の名前1名分を中央に書き、
その左に少し小さめに「外一同」と書き添えます。

■会社名を入れる:
会社名や住所などを入れる場合は、個人か連名かに関わらず名前の右上に小さく書きます。

■贈る相手の名前の書き方:
相手の名前を入れることはあまりありませんが、入れる場合は、熨斗の上段左に、表書き「お中元」よりも少し小さく書きます。
※上段左に相手の名前を入れた場合は、贈り主を連盟で入れる際に「左から」目上の人の名前を書きます。

4-3 内熨斗・外熨斗の違い

ご存じですか?熨斗の掛け方には、「内熨斗(うちのし)」と「外熨斗(そとのし)」の2パターンがあります。

4-3-1 内熨斗とは

品物の箱に直接熨斗を掛けてから、品物を包装します。包装紙の内側に熨斗がある状態です。
包装紙で熨斗が隠れてしまうため、相手にお渡ししたときすぐには「御中元」であることが見えません。
相手に対し、気持ちを控えめにしたい場合は内熨斗にします。
そのため自分の御祝いの贈答である「内祝い」のときには内熨斗がおすすめです。
また、宅配でのお届けの場合は、配達中に熨斗が汚れないように内熨斗にすることが多いです。

4-3-2 外熨斗とは

品物を先に包装してから熨斗を掛けます。包装紙の外側に熨斗がある状態です。
外側に熨斗があるので、相手は受け取ってすぐに「御中元」であることが分かります。
相手に感謝の気持ちを強く表したい場合は外熨斗にします。
外熨斗は、とくに結婚や出産祝いのときにおすすめです。

こだわりたい場合は、お店に熨斗の指定をするときに「内熨斗で」「外熨斗で」と希望を伝えましょう。

4-4 短冊熨斗について

現在の熨斗は、水引を印刷した略式のもので、品物の上から包むように掛けます。
それに対して「短冊熨斗」はさらに簡略化したもので、品物の上から「短冊」形の熨斗を張り付けます。

簡易の印象があるので、贈る相手との関係によっては短冊熨斗はやめたほうが良いかもしれません。
また、手渡しをする場合にも体裁が悪いため、おすすめできません。
ただし紙の面積が小さくて済むので、近年はエコ目的で短冊熨斗にする場合もあります。

こちらも、こだわりたい場合は、お店に熨斗の指定をするときに「短冊熨斗にはしないでほしい」旨を伝えましょう。
お店によっては、基本的にはすべて短冊熨斗の対応であるなど、それぞれ対応が異なります。

 

5 お中元を贈るときに気を付けたい事は?

お中元を贈るときに気を付けたい事は?

相手に失礼がないように。喜んでもらえるように。
配慮と気配りが行き届いた贈り物は、感謝の気持ちがより伝わって、贈られた側も贈る側も嬉しくなります。
きちんとした贈り物のできる「素敵な大人」になれる、押さえておきたいポイントをご紹介します。

5-1 相手の好み

相手の好みが分かっている場合は、なるべく好みに合う品物を選ぶことが大切です。

たとえば……
●お肉が好き: 国産和牛、銘柄ハム
●スイーツが好き; 有名ブランドのクッキー、高級アイスクリーム
●お酒が好き: 銘柄酒、人気クラフトビール
●健康志向: 野菜ジュース、オリーブオイル、酢

好みがまったく分からない場合は、相手の方が自分で好きなものを選べるカタログギフトも好評です。
商品券、ギフト券については、目上の人に現金と同じ扱いのものを贈ることが大変失礼にあたるため、
避ける必要があります。

5-2 贈ってはいけない品物

目上の人に贈ってはいけない、贈り物に適さない品物もありますのでご注意ください。

●商品券、ギフト券など (現金と同じ。お金に困っていると連想されるため失礼にあたる。)
●刃物 (縁を切る、を連想。)
●靴、スリッパ、マット等の履物 (踏みつける、を連想。)
●ハンカチ (手巾…手切れ、を連想。)
●櫛 (苦と死、を連想。※他にも4、9、のつく品物も同様。)
●筆記具、時計 (勉学に励むようにとの上目線を連想。)

そのほか、置き場所に困る可能性がある「冷蔵品」「冷凍品」「サイズが大きいもの」などは、
相手に迷惑とならないよう、あらかじめ確認をする気遣いがあると良いでしょう。
また、家族に妊娠中や授乳中の方がいる場合は、コーヒーや紅茶などのカフェイン飲料、アルコールは
飲むことができませんので配慮する必要があります。

5-3 相手の家族構成

相手の家族構成が分かっているなら、人数や年齢層に合わせた品物を選ぶとより喜ばれます。

<例>
●高齢の2人暮らしのご家族……2人で食べきれる量の食べ物
●お子さんがいるご家族……子供も食べられる物
●取引先の会社……社内で配りやすい小分けのお菓子

5-4 相手にお届けするタイミング

できることなら、事前に相手が受け取れる日時を確認しておくと良いでしょう。
特に食べ物を贈る場合は、賞味期限内に受け取ってもらえることが大前提です。

相手のお宅へお届けに伺える日がなかなか合わない、
相手が忙しくてなかなか宅配便を受け取れそうにない、
といった場合は、腐りにくくて賞味期限が比較的長いものを選ぶと良いでしょう。

相手が長期不在でポストに宅配便の不在票が何枚も入る、ということが無いように確認しておきましょう。

5-5 相手の状況

会社の規則などにより、贈答品を受け取れない場合もあるので、注意が必要です。
喪中や入院中などの場合、品物を贈ることは可能ですが、配慮したいことにもあります。
(次項、「6 お中元を贈ってはいけない場合もあるの?」 でご説明します。)

 

 

6 お中元を贈ってはいけない場合もあるの?

お中元を贈ってはいけない場合

相手の方にご不幸があったり、ご家族に病気の方がいたりする場合、
普通にお中元を贈ってもいいものかどうか躊躇すると思いますが、
お中元は「御祝い」ではなく「挨拶」なので、基本的には贈っても大丈夫です。

6-1 相手の方が喪中の場合

自分や相手が喪中の場合でも、お中元を贈ることには問題はありません。
ただし、贈るときに熨斗や時期について配慮して贈る必要があります。

相手に不幸があってからまだ日にちが間もない場合は、
お中元ではなく、暑中見舞いや残暑見舞いとして贈る気遣いをしたいです。
また、四十九日の忌明け前も避けるようにしましょう。

熨斗は、紅白のおめでたい水引の熨斗は避けたいので、白無地に白黒の水引の熨斗を使う配慮も必要です。

6-2 相手の方が入院中の場合

退院が近いようであれば、相手の方が受け取れるお届け日を指定しましょう。
不在が続くところに宅配業者が何度も訪ねて不在票が溜まるようなことになりかねませんし、
食べ物であれば賞味期限が無くなる心配があります。
退院の予定が分からない場合は「御見舞」として持参したり、
時期をずらして「暑中御見舞」や「残暑御見舞」にする方法もあります。

6-3 相手の方が長期不在、受け取り拒否の場合

相手の方が海外旅行などで長期不在になることがあらかじめわかっている場合は、
贈る時期をずらして「暑中御見舞」や「残暑御見舞」にしましょう。

品物を発送してしまった後、相手が不在で何度も再配達となっていることが分かった場合は、
自分の家に転送して引き取りましょう。(お店によっては一定期間を過ぎると品物を引き上げてしまいます。)
とくに食べ物の場合は賞味期限があるので、そのまま時間経過した後に相手が受け取ることがないようにしましょう。
また、相手の家に配達不在票が残るので、相手にも連絡が必要です。

もし相手が「受け取り拒否」をしている場合は、配達業者が持ち帰り、依頼主に連絡が来るので引き取りましょう。
受け取り拒否は、相手からの「いらない」という意思表示なので、次回からは贈らないほうが良いです。

6-4 相手の方からいらないと言われた場合

相手から「今後はお気遣いなく」などと言われた場合、本当に贈らなくてよいのでしょうか?
答えは「贈らなくてよい」です。

相手の方は理由があってお断りをしているはずですし、
断りしたい意思を伝えるのはなかなか言い出しにくいことだと思います。
それにも拘わらず断るということは、贈り主を信頼しているのでしょうし、本当に断りたいのだと思われるからです。

お中元・お歳暮を断る理由の一例
●会社や仕事の規定上、受け取ることができない。
●定年を迎えたのでこれを機にやめたい。
●経済的に負担。
●相手の負担を考えてやめたい。
●贈り主と懇意にしていた夫が他界した。
●かたちだけのやりとりが煩わしい。

これまで長く贈ってきたのに急にやめることが気になるようでしたら、年賀状だけ送るなどいかがでしょうか。

6-5相手の方が会社の規則などで受け取れない場合

企業の中には、従業員に金品の授受を禁止している会社もあります。
相手先の会社が贈答可能なのかどうかを、事前に確認しておくと良いです。
また、公務員は贈与が禁止されているので、公務員の方には贈らないようにしましょう。

 

 

7 相手の方に喜ばれる品物選びをしよう!

相手の方に喜ばれる品物選びをしよう

お中元は、もともと先祖にお供えをする意味があったことから、贈る品物は食べ物が主なようです。
ですが、お中元は相手の方に感謝の気持ちを伝えることが目的ですので、
食べ物に限らず、喜んでいただけるものを選べば大丈夫です。

7-1 一般的なお中元の人気商品

お中元の時期は夏ですので、暑い時期に喜ばれる爽やかなもの、冷たいものなどが人気です。

7-1-1 お中元の人気ジャンル

●フルーツ(メロン、桃、スイカ、マンゴー等)
●デザート類(ゼリー、水羊羹、アイスクリーム等)
●飲料品(ビール、アイスコーヒー、ジュース等)
●夏に人気の食品(素麺、鰻、漬物等)

7-1-2 お中元の品物選びに迷ったときの参考

●かさばらないもの(冷蔵庫の場所をとりすぎない、等)
●消費期限が長いもの
●自分では普段なかなか買わない特別感のあるもの
●毎日のように消費していて余分にあっても困らないもの

7-2 2021年・今年のお中元トレンド傾向

お中元にも年によってトレンドがあります。今のトレンドは…?

7-2-1 人気はスイーツ

近年、贈る側からも贈られる側からも人気があるのは「お菓子」。洋菓子は特に人気があるようです。
スイーツは種類豊富で、量や価格の選択肢が多く、見栄えもします。
子供から大人まで楽しめますし、家族や会社で受け取ったときに個包装なら小分けしやすく便利です。
人気があるのも納得ですね。

7-2-2 カタログギフトが人気上昇中

最近特に人気があるのが「カタログギフト」。相手の方の好みが分からない場合にとても便利な贈り物です。
相手がカタログに掲載されている商品から好きなものを選び、都合の良い日に受け取れるので、
食べ物の場合は賞味期限を気にしないですみますし、置き場所・保管場所の気遣いもいりません。
最近のカタログギフトには、食事、旅行、温泉、エステなどの体験プレゼントを選べるものもあり、
両親や親戚への贈り物として人気があります。
※お中元で「現金」「商品券」を贈ることは相手に対して失礼なのでマナーに反しますが、
カタログギフトは商品を選ぶものなので問題ありません。

7-2-3 定番もやはり人気

素麺、鰻、ビール、ジュース、コーヒー、フルーツ、ハム、お肉、といったお中元定番の商品も、
「よくもらうお中元」「もらって嬉しかったお中元」の両方にランクインする人気の贈り物です。
選んで失敗がない贈り物ですが、もしありきたりになるのを避けたいなら、
「ご当地もの」「限定もの」「普段買わない高級ブランド」の商品から選ぶのがおすすめです。
たとえばビールなら、高評価のクラフトビールなどいかがでしょうか。

7-2-4 コロナの影響

昨年からはコロナの影響で、帰省できない代わりに贈るギフトや、
おうち時間を充実させることを意識した品物選びもされています。
お中元ギフトとしてだけではなく、自分用に購入する人も増えているようです。
インターネットのお中元特集では、この時期だけの特別な限定品や、ご当地ギフト、高級お取り寄せ等の
魅力ある商品が並んでいるので、イベントのように商品選びを楽しむことができます。

7-2-5 最新!お中元ギフトの調査結果報告

お中元ギフトに興味のある男女200名を対象にアンケート調査をした結果があります。
<調査内容>
1. いつもどんなお中元を贈っていますか?
いつもどんなお中元ギフトを贈っていますか?

菓子類・飲料・菓子以外の食品など、食品の占める割合が全体の約7割という圧倒的な結果に。

2. 頂いて嬉しかったお中元は何ですか?
頂いて嬉しかったお中元ギフトは何ですか?

こちらも菓子類・飲料・菓子以外の食品など食べ物の占める割合が、7割には届かないものの、6割以上を占めています。

3. 特に喜んで頂けたお中元ギフトは何ですか?
特に喜んで頂けたお中元ギフトは何ですか?

こちらは、トップに来たのが菓子類ではなく菓子以外の食品。
しかしながら、やはり食品の占める割合が全体の6割以上を占めています。

3つの結果を比較すると、”いつも贈っているお中元ギフト”と”頂いて嬉しかったお中元ギフト”の1位~3位が完全に一致していました。
自身が頂いて嬉しい品物をお中元として贈っているということが伺えます。
また1位2位3位すべてが食品であり、それらをトータルすると全体の中の6割以上をも占めていました。
これらのことから、やはり食品は定番人気の品物と言えます。

4. 予算はおいくらですか?
お中元の予算はおいくらですか?

お中元の予算は、一般的に贈る相手にもよるものの、全体で見ると3000円以上5000円未満という金額が6割近くとなりました。

上記参照: PRTIMES  【2021】お中元の定番品って?予算はどうする?お中元ギフトの調査結果報告
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000050030.html

<その他参考>
▼楽天市場 「お中元のトレンド」
https://event.rakuten.co.jp/ochugen/howto/trend/
▼ぐるすぐり 「あらためて確認!お中元ギフトの売れ筋、定番商品ってどんなもの?」
https://gurusuguri.com/special/season/ochugen/?__ngt__=TT11ec097f0001ac1e4a5b4a8qlK0Ges1fjJQckC6PMwVU#tutorial_3
▼高島屋 「お客様から選ばれた お中元 人気ランキング」
https://www.takashimaya.co.jp/shopping/gift/summergift/A16364/
▼RING BELL ギフトコンシェルジュ 「迷ったらコレ!もらってうれしかったお中元ランキング2021」
https://www.ringbell.co.jp/giftconcierge/6034
▼大丸松坂屋 「お中元人気商品」
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7-3 贈る相手ごとの品物選び

感謝を伝えたい相手には、絶対に喜んでもらえる贈り物を選びたいですよね。

●親戚(親、義親、兄弟など):
暑い時期の暑気払いになる飲み物や、健康に良さそうな食品などがおすすめです。
相手の健康・体調を気遣うものなら、思いやりの気持ちがより伝わります。

●友人、知人、ご近所:
相手が気を遣わない程度のものにしましょう。
あまり高価な品物などは避け、挨拶として気軽に受け取ってもらえるようなものがおすすめです。

●目上の方、職場の上司:
こだわりや特別感のある、グルメな商品がおすすめです。
たくさんお中元が届きそうな相手なら特に、プレミア感のある品物で印象に残るようにしたいですね。

●お子様のいるご家庭:
子供から大人、年配の方までが一緒に楽しめるボリュームのあるものが喜ばれます。
子供の好きなお肉や、デザートやお菓子などの家族団らんに楽しめるものもおすすめです。

●夫婦2人暮らしのご家庭;
食べきれない量を贈ると迷惑になるので、国産和牛や銘柄酒など質の良いものを少量贈るのがおすすめです。
また、そうめんなど日持ちのするものも喜ばれます。

●取引先:
贈り先の会社内(または部署内)で、従業員に行き渡るように品物の数を考慮して選びます。
個包装のものが配りやすくて便利です。また、賞味期限があまり短いものは避けましょう。
会社は複数の取引先からお中元を受け取っている可能性があるので、
分けやすく、日持ちがして、みんなで食べられるものが喜ばれます。

7-4 相手の年代別・人気のお中元商品

若い世代の方と、年配の方では、食べ物の好みや健康への意識などが違うので、
贈って喜んでもらえる品物も当然異なります。
贈り先すべてに同じ品物を選ぶのではなく、それぞれの相手の喜ぶ顔を意識して選びたいですね。

<20代~30代>
●スイーツ: 遠方の人気店や話題のスイーツが人気。
●カタログギフト: 好きなものが選べる。好みではないものが届く心配がない。
●果物: ちょっと高級な旬のフルーツ。
●そうめん: 保存がきくので困らない。子供がいる家庭にも人気。
●ハムや肉: 食事やお酒のおつまみに重宝。量が多いものが喜ばれる傾向。
●油や調味料: 生活必需品なのであって困らない。
●飲料: こだわりの野菜ジュースなどが好まれる。

<40代以上>
●スイーツ: 老舗のお菓子が好まれる。
●果物: 普段買えないような高級フルーツを、食べきれる量でよい。
●そうめん: 保存がきくので困らない。
●ハムや肉: 高品質なものを少量でよい。
●飲料: 銘柄ビール、限定の地ビールなどが好まれる。

 

 

8 お中元をもらったらお返しはどうしたらいいの?

お中元をもらったらお返しはどうしたらいいの?

基本的に、お中元は目下の人から目上の人へ贈るものなので、お返しは不要です。
とはいえ、いただいた場合はどのようにリアクションしたらよいのでしょうか?
受け取ったときのマナーについてご紹介します。

8-1 お礼の仕方

お返しの贈り物は不要ですが、受け取った後になるべく早く電話や手紙(お礼状)でお礼を伝えましょう。
お礼の連絡は、感謝の気持ちを伝えるだけではなく、相手に品物を受け取ったことを知らせる目的もあります。
贈った側は、無事に品物が届いたかどうか心配しているので、できるだけ早く連絡しましょう。
よほど親しい仲の相手なら、電話やメールでも大丈夫ですが、その場合も、なるべく早くお礼を伝えましょう。

8-1-1 お礼のタイミング

お中元をいただいたお礼は、基本、すぐにしましょう。
お礼状は、お中元をいただいてから3日以内にお礼状を送るようにしましょう。
遅くとも1週間以内に相手に届くようにするのが良いです。遅れてしまった場合は、お詫びの言葉を添えましょう。

8-1-2 お礼の手段

●手紙:
相手が誰の場合でも可。本来の正式なマナーで、最も丁寧なお礼の方法です。
ビジネス関係や目上の相手に対しては、手紙での御礼状が最も望ましい手段となります。
●はがき:
親戚や親しい間柄の相手なら、手紙ではなくはがきでも可です。
●電話:
両親や兄弟などの身内、 友人・知人、親しいビジネス関係の相手の場合に可です。
電話をしてからさらに御礼状も出すと、よりマナーに沿っていて感謝の気持ちが伝わります。
ただし忙しい相手の場合は、迷惑になることもあるので配慮が必要です。
●メール:
近年、身内、友人・知人などの親しい相手の場合ではメールもお礼の手段として利用されています。
親しいビジネス関係の相手で、すぐに受領の報告をしたい場合も、メールでお礼をすることがありますが、
別途、手紙の御礼状も出すことが望ましいです。

メールは手紙に比べて簡易で失礼な印象があるかもしれませんが、
受け取ったことを即連絡することができるので、最近は関係性次第ではメールでのお礼も許容されています。

8-2 お礼状のマナー

手紙でお礼状を出そう!と思ったものの、お礼状なんて書いたことがない…
という方にもわかる、書き方とマナーをご紹介します。
お中元をいただいた感謝の気持ちを、正しいマナーで相手に届けましょう。

8-2-1 御礼状の基本ポイント

1)手書きで書く。(毛筆、万年筆、ボールペンで)
2)縦書きで書く。
3)頭語・結語を入れる。(「拝啓、敬具」「謹啓、謹白」など)
4)時候の挨拶から始める。(「盛夏の候」「猛暑の候」など)
5)相手の状況・健康・安否を尋ねる。(「お変わりなくお過ごしでしょうか」など)
6)お礼と感謝の言葉を書く。
7)相手の健康を願う言葉を書く。(「どうぞご自愛ください」など)
8)日付・差出人で結ぶ。

8-2-2 お礼状の文例 (手紙・はがきの場合)

▼ビジネス相手の場合
——————————
株式会社□□
代表取締役 ○○ 様

拝啓 盛夏の候、貴社におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたびはお心のこもったお中元の御品を頂戴いたしまして、誠にありがとうございました。

暑さ厳しき時折柄、皆様のご健勝と貴社の益々のご発展をお祈り申し上げますとともに、
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

略儀ながら書中をもちまして御礼申し上げます。

敬具
令和〇年〇月〇日

〇〇株式会社
△△部△△課 □□□□(氏名)
——————————

▼お世話になった方への場合
——————————
〇〇様

拝啓 立夏の候、皆様には益々ご健勝のことと存じ上げます。

平素は公私にわたり何かとお心にかけていただき、あらためてお礼申し上げます。

さて、このたびは結構なお中元の品を賜り、誠にありがとうございます。
さっそく家族みんなで美味しく頂戴致しました。
いつもながらのご配慮に恐縮するとともに心より感謝申し上げます。

暑さ厳しき折、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

まずは略儀ながら書中にてお礼申し上げます。
敬具
令和△年△月△日
□□□□(氏名)
——————————

▼親族、親戚への場合
——————————
〇〇様

拝啓  暑さ厳しい毎日ですが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

このたびは、丁寧なお心遣いを頂きまして、誠にありがとうございます。
家族一同大喜びで、さっそく賞味させていただきました。
いつもながらのお心遣いに感謝いたしております。

まだまだ暑い日が続くようですので、皆様どうぞご自愛ください。

略儀ながら書面にてお礼申し上げます。

敬具
令和△年△月△日
□□□□(氏名)
——————————

▼親しい友人への場合
——————————
〇〇様

拝啓 暑さも本番を迎えたばかりですが、皆様お変わりございませんか。

本日は、結構なお中元の品をお届けいただき、誠にありがとうございました。
家族ともども大変喜んでおります。
いつもながらのお心遣いに感謝いたします。

暑さ厳しき折、皆様どうぞご自愛ください。
略儀ながら書面にてお礼申し上げます。

敬具
令和△年△月△日
□□□□(氏名)
——————————

8-2-3 お礼状の文例 (メールの場合)

メールの場合は、なんのメールなのか分かる件名を入れることも忘れないようにしましょう。

▼ビジネス相手の場合
——————————
件名:  お中元のお品ありがとうございました

本文:
株式会社□□
代表取締役 ○○ 様

いつもお世話になっております。
〇〇株式会社△△部△△課 □□□□(氏名)です。

このたびは、結構なお品をお送りいただき、誠にありがとうございました。
日ごろ私どもの方こそお世話になっておりますのに、
過分なお心遣いをいただき、たいへん恐縮に存じます。
厚くお礼申しあげます。

これからも〇〇様の信頼にお応えできるよう、
誠意をもって取り組んで参りたいと存じます。
何卒ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

暑さ厳しき折、体調にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。

まずは、略儀ながらメールにてお礼のご挨拶とさせていただきます。

(署名)
——————————

▼親族、親戚への場合
——————————
件名: 本日お中元の品が届きました

本文:
〇〇様

毎日暑さが厳しい日が続いておりますが、
お変わりなくお過ごしでしょうか。

本日、〇〇さんからのお中元の品が届きました。
美味しい□□□に家族一同大喜びで、
さっそく賞味させていただきました。
いつもながらのお心遣いに感謝いたしております。

暑さ厳しき折、体調にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。

まずは、取り急ぎメールにて
お礼のご挨拶とさせていただきます。

(署名)
——————————

▼お世話になった方への場合
——————————
件名:  お中元のお品ありがとうございました

本文:
〇〇様

暑さが厳しい日が続いておりますが、
お変わりなくお過ごしでしょうか。

このたびは、結構なお品を頂戴いたしまして、誠にありがとうございました。
さっそく家族で美味しくいただきました。
過分なお心遣いをいただき恐縮いたしております。

暑さ厳しき折ですので、どうぞご自愛ください。

まずは、取り急ぎメールにて
お礼のご挨拶とさせていただきます。

(署名)
——————————

▼親しい友人への場合
——————————
件名:  お中元のお品ありがとうございました

本文:
〇〇様

本日、お中元のご挨拶をいただきました。

家族みんなでさっそく美味しくいただきました。
暑い夏にはぴったりと喜んでおります。
いつも細やかなお心遣いに感謝するばかりです。

まだまだ厳しい暑さが続きますので、どうぞご自愛ください。
次にお会いできるのを楽しみにしております。

取り急ぎお礼まで。

(署名)
——————————

上記はあくまでも一例です。
相手の方や、いただいたお品物に合わせて感謝の気持ちを伝えましょう。

8-3 お返しを贈る場合の品物や相場

相手にどうしても贈り物をしたい場合は、「お返し」としてではなく、「お中元」としてお互いに贈りあうかたちにしましょう。
その場合は、いただいた品物と同じくらいの金額の品物を選ぶようにしましょう。
いただいた品物よりも高いものを贈るのは相手に対して失礼にあたりますので、注意しましょう。

 

 

9 お中元のマナー まとめ

お中元のマナーまとめ

お中元のマナー、いかがでしょうか。
詳しく知ると、相手を想い、感謝の気持ちを丁寧に伝える日本の文化であることがよく分かりますね。
あとは相手の方が喜んでくださるお品物選びを、楽しみましょう!

最後に要点を再確認!

<お中元とは>
お中元は、日頃お世話になっている方に、1年の上半期の感謝を込めて贈る、夏のご挨拶です。
一般的には仕事でおつきあいのある方や、会社の上司など、目上の方に贈ります。
ほかにも恩師や両親、友人に贈ることもあります。

お中元は同じ相手の方に、毎年贈ることが基本になります。

<お中元を贈るかどうかの判断>
近年はお中元やお歳暮を贈るのは約3割ほどの人のようです。
特に若い世代になると贈る習慣が無いという人が多く、また会社で贈り物が禁止されていることもあるようです。

●両親、義両親には…
贈るのがマナーと言われることもあります。
人それぞれですが、近年では実際、お中元の贈り先の上位に両親がランクインしています。
●同居している両親に対しては…
一般的には、同居している家族や親族にはお中元、お歳暮を贈りません。

<お中元の時期>
お中元を贈る時期は、日本全国、地方や地域によって時期が異なります。
相手の方が住んでいる地域に合わせて贈るようにしましょう。感謝の気持ちがより伝わるマナーです。

<地域別 お中元の時期>
●北海道……7月15日~8月15日
●東北や関東……7月初旬~7月15日
●北陸……7月初旬~7月15日の地域(都心部中心)、7月15日~8月15日の地域、に分かれる
●東海、関西、中国、四国……7月中旬~8月15日
●九州……8月1日~8月15日
●沖縄……旧暦7月13日~7月15日までの3日間 (現在の暦で8月中旬~9月初旬頃にあたる)

<時期が遅れてしまったら>
「暑中御見舞」や「残暑御見舞」として贈りましょう。
●暑中御見舞の時期:梅雨明け~8月7日頃(立秋)です。
●残暑御見舞の時期:8月7日頃(立秋)~8月31日です。

<お中元の予算の相場>
目安はだいたい3,000円~5,000円が一般的です。
特別にお世話になった人には8,000円~10,000円以上のギフトを贈ることもあります。

<お礼の仕方>
お返しの贈り物は不要ですが、受け取った後になるべく早く電話や手紙(お礼状)で御礼を伝えましょう。
御礼の連絡は、感謝の気持ちを伝えるだけではなく、相手に品物を受け取ったことを知らせる目的もあります。
贈った側は、無事に品物が届いたかどうか心配しているので、できるだけ早く連絡しましょう。
よほど親しい仲の相手なら、電話やメールでも大丈夫ですが、その場合も、なるべく早くお礼を伝えましょう。

贈る方も、贈られる先様も、どちらもハッピーなお中元となりますように!