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雲南の豚著者 伊藤真理出版社 メディアファクトリー 価格 2400円 |
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これは作者が6年間20回にわたる中国雲南省の旅を通して、撮ってきた豚を中心とする写真集である。本業は翻訳や通訳であるが、写真は趣味の域を越えている。1997年女性としては初めて第34回太陽賞を受賞された。 ここには雲南省のいくつかの少数民族の豚を中心とした生活が撮られている。民族によって生活も様々ならば、飼っている豚の形も少しずつ違っている。しかし、共通しているのはいずれも放し飼いで豚と人間が共存している姿である。これで果たして自分の所の豚が判らなくなってしまわないのか。どうして逃げていってしまわないのかという疑問がある。良く注意してみると近代的な品種がかかっていそうな白い系統の豚はなぜかおりの中で飼われている。きっと中国在来の豚とは違って放牧には適さないのかもしれない。私の経験からすると近代的な豚はどこまでも逃げていって戻ってこないような気がする。(あたまがわるいからだろうか?) 面白いのは、少数民族の市場である。子豚が竹かごに入れられて道端で売られていたり、豚の血がペットボトルに詰められて売られていたりする。そして何と言っても肉の脂の厚いのには驚く。少なくとも10cm以上はありそうだ。 しかし、雲南までいって豚の写真を撮りつづける情熱には頭が下がる。 | |
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